7月17日(木)午後1時より、りんご「適正着果」励行啓発キャラバン隊出発式(「攻めの農林水産業」推進西北地方本部主催)が当市場において行われました。
出発式には当市場役職員の他、西北五地区の農協や自治体関係者およそ40名が参加し、適正着果の重要性を再確認しました。
その後一行は、当市場南西側の園地へ移動し、生産者を対象とする現地巡回指導を開始。
県の担当者より、「今年産は『ならせ過ぎ』の傾向があるため、適正な着果量になるまで見直し摘果を徹底してほしい」との呼びかけがありました。生産者らは時折質問しながら、今後の摘果作業のポイントについて、熱心に耳を傾けました。
先日の弘果グループによる肥大調査(6月16日付)の結果においても、果実肥大は平年を上回るものの、その大きさにはバラツキが見られています。また、各品種とも中心果の生育不良や欠落が見られ、果形の悪い果実なども含め、品質内容は決して良いとは言えない状況にあります。
「適正着果」は、高品質、かつ大玉りんごを生産する上では欠かせません。今回参加された方も、そうでない方も、何かお困りのことがございましたら、当社産地担当者までお気軽にご相談ください。
「適正着果」で高品質りんごの生産を目指しましょう!