生産者団体津軽りんご市場連絡協議会主催のりんご剪定勉強会が2月15日、当市場に隣接する白鳥一成氏園地にて開催されました。
この日は生産者約280名が参加、講師に舘山毅氏、田沢明裕氏、葛西伸氏を迎え、「ふじ」のりんご樹で模範剪定が行われました。


模範剪定では、花芽や樹形の状況を考慮した剪定に加え、本年豪雪による積雪に埋もれた枝の取り扱いや積雪深も考慮することなど、例年通りにならない部分にも気を配りながら、参加者へ剪定作業の重要性を伝えていました。
葉とらずふじの模範剪定では、良品物の安定生産に向けたポイントや春以降に作業省力化したい方向けの剪定のコツなど、私見を交えながらの情報共有・剪定となりました。


「剪定でりんご作りの7割が決まる」と言われるほど、りんごの品質・収量に大きく関わる作業のため、参加者は各講師の模範剪定に見入り、時に質問も交えながら、剪定技術の向上に努めていました。