りんご新品種
近年、各産地で産地間競争、国際競争の中生き残ろうと、国内外を問わず、りんごの新しい有望品種の育成が盛んに行なわれています。中でも、国外では他国・他産地では勝手に栽培できないような徹底した品種保護をとっているものもあります。
青森県でも、「ふじ」に偏重する品種構成ではリスクも高くなることなどから、新品種の育成に力を入れており、民間の育成も奨励しています。こうした中、独自のオリジナル品種を育成し、産地間競争に打ち勝っていこうと、平成14年弘前市石川の工藤清一氏の協力を得、「紅夏」「黄明」「幸寿」「津軽ゴールド」「大紅栄」「栄黄雅」という6品種の契約栽培を開始しました。
6品種は全て工藤氏が育成したもので、全て、品種登録が完了しており、弘果との間で専用利用権が締結されています。これは育成者保護にもなり、また独自のオリジナル品種として、国内外の産地との競争に打ち勝っていく大きな武器にもなります。それぞれの品種は、栽培時期、食味、外観とも異なり、一連のシリーズ品種として、作付け拡大を目指していきます。
つがりあんアップル
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<紅夏>
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<黄明>
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<幸寿>
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<津軽ゴールド>
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<大紅栄>
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<栄黄雅>
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